きみがわらえば

教師と主婦と、日々のこと

その気にさせるために褒める

一学期からずっと気になっているIくん。

「まぁこんなもんでいいか」と、

なかなか「本気」「全力」になれない。

(体力的なものや家庭的な要因もある)

 

夏休み明けの昨日は、

友だちに教えてもらっても   ムッ。

私がちくちく言うことにも  ムッ。

 

なので、今日は方針をかえる。

 

ほめほめ作戦。

 

ただ褒めるんじゃなくて、「その気」にさせる。

そして、「Iくんが本気でやったからみんなが良い気持ちになった」と、貢献度を称える。

 

実は、昨日からちょいちょいやってて、

今日、給食でついに主役になる。

 

表情の乏しい子だから、どう思ったかは読み取れなかった。

でも、「本気でやったらいい気持ちになった」事実を積み上げていきたい。

 

「その気にさせられていた」ことが、知らない間に「最初から出来ていた事実」になればいい。

 

できていないことを叱ってできるようにさせようとするのって、もしかしてすごく無意味なことかもと思った2学期2日目。